マイルス・デイビス

週末タワレコ新宿を流してるうち、なぜかマイルス・デイビスのCDが目にとまり、58年の"at Newport"と72年の"on the corner"の2枚買う。

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at Newportはコルトレーン在籍時の王道Liveを楽しめるけど、14年後の on the corner は”なんじゃこりゃ”的違和感に満ちている。ほぼ全編ループし続ける泥臭くも鋭角的なファンクビート、メロディを切り刻んで断片的に飛び交うホーン/ギター/キーボード。とてもNewportと同じ人とは思えないけど、それは30年経った今でもすごく斬新で、じめっとした7月の東京にセコセコ生きる僕の頭をトランスさせる。創造的破壊/イノヴェーションって、こういうことなのね。