シャラポワという名の天使と悪魔

ウィンブルドン女子シングルス準々決勝、杉山を破ったロシアのマリア・シャラポワ、17歳。天使のようなルックスだが、身長は183cm。横に並んだ杉山の頭は、肩までしか届かない。若さ故かミスは多いのだけど、長身からくり出すサーブとストロークの破壊力が凄まじい。サーブ前にギッと相手をにらむ視線は殺気をはらみ、素がかわいいだけに、却って悪魔的な凄みがある。

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試合終了後の表情は天使に戻り、観客に投げキッスのプレゼント。決勝に進んでセレナ・ウィリアムズと打ち合う彼女を観られると、うれしいんだが。