味噌カツ again

＠ITのBBSを見ていたら、"矢場とん"が銀座に出店との情報が。名古屋に２０代の終わりから３年間住んだ者としては、確かめずにいられぬ。ということで、昼休み大汗かきながら歌舞伎座の手前まで行ってきました。

名古屋名物数々あれど、味噌カツ／味噌煮込みうどん／土手煮といった八丁味噌ベースの郷土料理は、まさに日本のソウル・フードと言えましょう。Parcoのある矢場町や、隣接した浅草と秋葉原が合体したような大須は僕の大好きな街で、名古屋時代は毎週末ぶらついていた。確かWindows 95発売イベントも、僕は大須で迎えたのだ。それを考えると、遥か昔のような気がする。

矢場とんが味噌カツの最高峰とは思わないが、くどいほどに甘くコクのあるソースは、まさに名古屋ネイティブ。９年振りくらいに食べたのだけど、一口食した瞬間、僕の心はあの時代の名古屋に帰っていた。五感で覚えた記憶は、軽々と時代を超える。