スペシャル冷やし中華の日

昼、銀座はイタリー亭の先にある中華屋に飯を食いにいく。連れの頼んだ「冷やし三色坦々面」がこれ。

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思うに、冷やし中華というのは極めて差別化が難しいメニューだ。具材などで多少の違いはあれ、たいていどこで食っても似たようなものになる。しかし今回のはちょっと気合いが入っている。まず麺の入っている器が、氷なの。どうやってこさえたか知らないが、触ると確かに氷。にもかかわらず途中でべちゃべちゃに溶けることも無く、不思議に硬い冷気を保っている。3色の麺は、普通の白、唐辛子入りの赤、茶蕎麦っぽい緑で、これをココナツ?+胡麻+辛みの効いたタレに浸けて食うと、いろんな味が混ざってかなり旨い。通常の冷や中の倍くらいの値段だが、結構納得できる。他社の倍の単価でモノを売るには、飛び抜けたアイデアとそれを実現する地道な努力が必要なのだよなあ。