アサパソ最終号

アサパソが休刊するというので、記帳代わりに最終号を買ってみる。

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雑誌の最終号は作り手の思いが暴走して結構面白かったりするけど、本号も広告は最低限で「メーカーにもの申す!」コーナーがあったり、表3をスタッフメッセージで埋めたりして、打ち上げモード全開です。編集長は「パソコンの普及と発達によって、パソコン誌の必要性がなくなってきた」と総括しているけど、そういう要素もあるとは思うけど、”パソコン誌よインターネットに負けるな”ってのはどうすかね。ネット側からすれば物理的実体があって最終ユーザーが金を払ってくれる雑誌の良さも見えるわけで、雑誌vsネットなんて対比はあんまし意味ないんでないか? 「ジャーナリスト宣言」の会社なんだから、安易にデジモノ雑誌に鞍替えするんではなくて、現代のジャーナリズムのあり方を見直した新雑誌を創ってほしいもんですや。