ローストビーフ

身の回りでなぜか最近流行っているのが、妊娠と引っ越しである。世界は動きを早めているようだ。僕を残して。
土曜はオフサイド氏の新築パーティに出かける。酒を持参する奴は多そうなので、ローストビーフを焼いてみようと思い立ち、二子玉の高島屋地下で和牛モモ塊肉を500g買い求める。

Roasted

肉にクレイジーソルトと胡椒をまぶし、少々置く。オリーブオイルで大蒜スライスを軽く炒め、香りの立ったところで肉の表面を焼き付ける。油を拭き取り、赤ワイン/水/コンソメを注いで煮立て、香味野菜(にんじん/タマネギ/ローリエ)を加えて10分程度蒸し煮する。ローストビーフは火の入り加減が勝負。試しに切ってみると中はまだ血のしたたるレア状態だったんで、さらに数分煮る。煮汁にワインを追加し、粒マスタード/醤油/バターを加えれば、グレイビーソースができる。

Beef

台所を借りて切り分けると、適度な仕上がりになっていてホッと安心。雷雨まじりの夏の宴は、12時間に及ぶウッドストック状態で幕を閉じた。