初秋/勝沼葡萄酒散歩

先週のどこか:雨がやんだら涼しい夜気が漂い、夏の終わりと秋の始まりを実感しました。
ということで土曜の朝にホコリだらけのクルマを引っ張りだし、中央高速を西に向かう。相模湖までの渋滞にうんざりしつつ、昼過ぎには蝉の声を聞きながら山頂の露天風呂につかり、浮き世の垢を流す。

宿にクルマを預け、徒歩で最初に訪ねたのが、"グレイスワイン"ブランドの中央葡萄酒。今回訪ねた中では、もっともスタイリッシュなワイナリー。無料テイスティングでも使い捨てカップではなくワイングラスを使い、一種類ごとにグラスを取り替えるサービス。ここでは、山本周五郎が愛飲していたという「周五郎のヴァン」を購入。昔懐かしい甘口の赤ワインですな。

Glace

つづいて"ロリアン"ブランドの白百合醸造へ。グレイスに比べると飾り気の無い店内。パッとしなそうだなと思いつつ試飲すると、1500円程度のカベルネが美味しくて、見直す。さらに獲物を探すと、透明な瓶に納められたグラッパに目が止まる。ショットで飲んでガツンとくる蒸留酒だけど、葡萄ベースのまろやかさも感じられる。寝酒用に、購入〜

Grappa

他にも3件ほど試飲し、日本葡萄酒の夜明けを記録した資料館も訪ねる。勝沼、葡萄酒好きにはとても楽しい場所っす。ぜひご一緒に