栗を茹でる

金曜の朝5時。咳で目が覚め、息苦しくて寝付けない。気力体力弱っていたのか、季節の変わり目でまんまと風邪をひいたようで。医者で薬をもらったものの、簡単には良くならず、秋の3連休を棒に振る。

でもまあ折角家に居ることだし、もらった栗でも茹でることにしよう。ひたひたの水に塩をひとつまみ入れ、強火で沸かせた後は弱火に落とし、1時間ほど静かに茹で続ける。ひとつ割ってスプーンですくって喰うと、ホクホクとした素朴な感じが懐かしく、思ったよりうまい。やはし旬ってのはあるんだな。

寝てばかりいるのもなんだから、親の家におすそ分けに行く。風邪をひいたと言うと、帰りに梅干しの蜂蜜漬けを持たされた。毎朝1個ずつ食べなさい。