筑前煮

1/18(日)、曇。うすら寒い。

前日仕事で壊れたメガネの代替を入手すべく地元を検索していると、4丁目に"Kazuo Kawasaki認定店"なるショップを見つけ、散歩がてら訪ねることにする。川崎和男といえば、Mac POWERにデザイン関連のエッセーを連載していたっけな。街角の小さな店の扉を開けると、店主らしき親爺が座っていた。どうやら独りですべての業務を担当しているらしく、僕の検眼をしながら数組の客に納品やらカウンセリングやら、平行作業でこなしていく。時折「私は国粋主義者なので、国内産のレンズをお薦めしています。HOYAのレンズはすべてタイ産なんです」とかなんとか奇妙なことも口走るが、年齢や使用目的に合わせたレンズ度数のコンサルテーションは、信頼できる感じがした。フレームのデザインや色も気に入ったので、1本買うことにする。出来上がりが楽しみだ。

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夜。西健一郎の本を参考に、筑前煮を作る。調味料はたっぷりの酒と醤油と砂糖のみ。味醂は使わないんだね。具は鶏もも肉/にんじん/ごぼう/こんにゃく/レンコンと、しいたけ替わり(あんまり好きじゃない)のエリンギ/里芋替わり(皮むきが面倒そう)のじゃがいも。レシピ外だが、かぼちゃと厚揚げもプラスした。野菜を炒めて煮込むうち、カボチャが溶け出して全体的に黄色く染まり、見た目カレーになってしまった。見てくれは悪いが、食べるとカボチャの甘みが効いてなかなかうまいもんに仕上がった。