お見舞い/かき揚げ

金曜:終業と同時に退社。久しぶりに東西線に乗り、南砂町に向かう。地上に出ると埋め立て地の荒涼とした風景が広がり、駅前に不二家でもあれば菓子でも買って行こうと思っていた僕の期待は儚く砕かれた。湾岸の幅広い道路の上を渡り、ウルトラセヴンに出てきそうな虚ろな都営住宅を過ぎた先に、ガラス張りの巨大な病院はある。夜間入り口から入り、エレベータに乗る。ナースステーションには春らしい柄の洒落たユニフォームを着た若い看護士達がブティックの売り子のように働いている。見舞いにあべともちゃんのビデオメール、小澤征爾「僕の音楽武者修行」、ラヴェルピアノ曲集CD、ブルースハープを渡す。しかし病院の建物内以外は散歩できないらしく、ハープなんか吹く場所はない。やっぱロールピアノにしとくんだった。これから1日に塩分8g以下しかとれないらしい。リハビリも辛そうだ。でもとにかく生きてて何より。同行の3人と門前仲町お好み焼き食って帰る。たこ焼きの具にあさりを使う「深川焼き」が珍味で、さっそく今度作ってみようとか思ってる僕は、どうなんだろう。

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土曜:10:30起床。洗濯、掃除、シャウエッセンと万能ネギのペペロンチーノ。好天、スクールも楽し。再度蕎麦を打つ。もりではつまらんので、かき揚げ(ごぼう/にんじん/タマネギ/桜えび)も作って天ざるにした。先週よりはましだけど、堅いのに腰がない麺。まだまだですなあ。明日はかき揚げ丼だい。