ジュピター交響曲

毎晩バッハばっか聴いていると精神的にヤバイ気がして、今夜25時のBGMはモーツアルトのSyn41にしてみる。ベームのセットものも持ってるけど、おいらが好きなのはバーンスタイン/N.Y.フィルのやつ。カールに比べるとレナードは非常にゆったりと溜めのあるテンポで楽団をドライブしており、それがこの曲の骨格にあってると思うんだ。

1楽章、あまりのまぶしさに目眩がする。ベートーヴェンの音楽からは人間的な喜怒哀楽が伝わってくるけど、ジュピターはもっと人間離れしてるっつうか、太陽とか風とか海とか大地とか宇宙とかがそのまま音になって溢れ出てくる。それを素直に受けとめて同化できるかどうかが、健康のバロメータなのかもね。今は、やっぱ無理でした。