迎春ローマ散歩：皇帝謁見

せっかくローマまで来たんだから、インペラトールの顔を見ずには帰れない。テルミニ駅前のマッシモ宮には多くの皇帝達の胸像が展示されているけど、やはり一番印象的なのは、30代前半で帝国初代皇帝となったアウグストゥス。わ、若い。。

アウグストゥスの右腕・アグリッパが建てた汎神殿パンテオン。ハドリアヌスが再建してから1900年近く経った今でも、世界最大の総石造り建築らしい。じょ、丈夫だ。。

旧カピトリーノの丘を上ると、ミケランジェロがデザインしたカンピドーリオ広場に出る。

広場に併設されたカピトリーニ美術館では、騎乗姿のマルクス・アウレリウスに会える。か、かっちょいい。。

この美術館には、コンスタンティヌスの大理石像も展示されている。頭部と掌と足先くらいしかのこっていないんだけど、それらがとてつもなくでかい。大きさといい顔つきといい、奈良の大仏みたいだ。マルクス・アウレリウスはローマ皇帝だったけど、コンスタンティヌスはやはり教祖っぽかったんだろうな。と、彼らの肖像を見て思った。