検査入院

4/21(月)
14時に会社を出て、飯田橋日本歯科大学付属病院に向かう。睡眠時無呼吸症の検査で、2泊3日の入院なのだ(検査は夜だけなので、朝〜昼は通常通り勤務だけど)。検査とはいえ生まれて初めての入院に若干ナーヴァスになりつつ、まずは肺活量やら動脈硬化度やら心電図などをチェック。
病室に案内されると、革張りのソファがドカッと鎮座する豪華な個室でビックリ。いくらするんだ?

Care_room

看護師(もう看護"婦"とは言わんらしい)から一通り問診&説明を受けると、2時間以上やることがない。部屋を点検すると、ユニットバスは付いているけれど、シャンプー/石けん/コップ/タオル類などのアメニティ設備は皆無。まあ旅館じゃないからこういうもんか…と思いつつ、売店に行ってボディシャンプーを買う。コップは、歯磨きコーナーにあった紙コップをクスねる。

部屋に戻り、本を読むことにする。磯貝さんのブログで知って、何故かウチの前の小さな本屋に置いてあった香山リカの『ポケットは80年代がいっぱい』。80年代前半に医大生でありながらサブカル雑誌に出入りしていた香山氏の青春記で、僕らよりも数年先輩ではあるけれど、テクノでニューウェイヴでネオアカな時代の空気が懐かしい。

18時。"食事の準備が出来た"との館内放送に従い、エレベータ前のワゴンにトレーを受け取りに行く。晩の献立は、豚肉のみそダレ焼き/ジャガ芋のきんぴら/コンソメスープ/ご飯/プリンであった。

Dinner__hospital

主食/主菜は暖かく、デザートは冷たい。意外に、うまいじゃん。
唯一の楽しみが終わるって歯を磨くと、間もなく検査技師がやってくる。両足、胸、首、頭数カ所、眼の上/下、アゴなど、全身20カ所くらいに電極が取り付けられていく。いろんな色の配線がじゃらじゃらとぶら下がり、自分がホームシアターのアンプになった気がする。

Cables

電極巻きになると基本的に動けないので、寝るしかない。睡眠時の姿勢もほぼ仰向けに固定される。自分が寝たくないときに睡眠を強制されるのは、結構苦痛だなと思った。やっぱなるべく病院には近寄らないようにせねばね。